この記事でPythonプログラムからMySQLデータベースにアクセスする方法について公式ドキュメントの抜粋をしたが、事前に行う必要のあるMySQLデータベースの操作をまとめておく。
MySQLユーザーとデータベースの作成
MySQLをrootで起動する。シェルからパスワードを指定する場合は以下。(パスワードが丸見えになる)
$ sudo mysql -u root -ppasswd
もしくは、以下を実行。(パスワードは表示されない)
$ sudo mysql -u root -p
MySQLコマンドラインで、専用ユーザ(bmsuser)を作成する。
create user bmsuser identified by 'passwd';
新しいデータベース(liionbms)の作成。
create database liionbms;
専用ユーザ(bmsuser)の、新しいデータベース(liionbms)へのアクセス権限を設定する。
grant all privileges on liionbms.* to bmsuser;
テーブルの作成
新しく作ったユーザ(bmsuser)で接続し直す。
$ mysql -u bmsuser -ppasswd
テーブルの作成。
create table ivdata (ts timestamp not null primary key, ch1_i float, ch1_v float, ch2_i float, ch2_v float, chg_i float, chg_v float, flags tinyint);
まとめ
MySQLデータベースにデータを記録出来るようにする事前準備としては、
- ユーザー作成
- データベース作成
- テーブル作成
の3つだろう。既存のユーザーを使い回せばユーザー作成は省略可能。
一度テーブルを作ってしまえば、下記記事のようにPythonプログラムから簡単にデータの追加は出来るようになる。
テーブル作成などはPythonコードから実行しようと思えば出来ないこともないが、MySQLコマンドラインから実行した方が簡単だと思う。PythonプログラムとMySQLコマンドラインの使い分けが使いこなしのコツかもしれない。
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